【ウェリントン観光】オットセイのコロニーがある『レッドロックス』をハイキング【NZ】

ウェリントンのオットセイのコロニーがあるレッドロックスへ行ってきました!
※オットセイは敏感なため、危害を加えないように十分な距離を取って離れて観察してください。
赤い岩のレッドロックス(Red Rocks)

レッドロックスとはウェリントンにある特徴的な赤い岩が見られる場所です。
そしてさらに野生のオットセイのコロニーがあるスポットでもあるんです!
ニュージーランドで野生のオットセイが見られるスポットはいくつか存在するんですが、北島にはあんまり見られるスポットがないのでウェリントンで見られるのは貴重です!
海沿いを通る簡単なハイキングコースにもなっており、自然が好きな人にもオススメ!
広めの砂利道が続くのでオフロードの車や自転車、バイクもハイキング中によく見かけました。
ハイキングへ行ってきました

ハイキングコースの手前にある駐車場に車を止めて、ハイキングスタートです!
この日は天気もめちゃくちゃよかったです。
広めの砂利道がずっと続きますが、なだらかなのでかあんり歩きやすいです。

天気はよかったですが、ハイキングコースがちょうど真横の山の影になっている場所が多かったので、暑すぎず過ごしやすかったです!
前日に雨が降っていたので、コースの脇に水たまりがあるところもありました。でも、道をふさぐような大きな水たまりはなかったので、特に靴が汚れる心配はありませんでした。

1時間ほど歩いているとオットセイが1頭だけ岩の上で寝ているのを見つけました!めっちゃかわいいです!
意外と岩場に溶け込んでいるので注意してみていないと見逃してしまいます。

さらに少し進むと赤い岩が見えてきました!
ハイキングコースを歩いてきましたが、ここまでは赤い岩なんて見なかったのに急に出現しました!
赤い岩ってどんなんだろうと思っていましたが、ここまで赤いとはビックリです!

周辺の岩も結構広範囲が赤くなっていました。
この赤い岩にはとあるマオリの伝説が存在するそうです。
レッドロックスは見つかりましたが、まだあまりオットセイが見られていないので、もうちょっと先へ進みました。

両側に大きな岩が出ている場所へ到着!
ここはデビルズゲート(Devil’s Gate)、直訳で悪魔の門と呼ばれているそうです。
ゲートの先は急な下り坂になっており、ここを通る車はかなり苦戦していました。

デビルズゲートを超えてすぐの場所でかなり多くのオットセイがいました!
ここまで片道約1時間半ほどかかりました。写真を撮りながらかなりゆっくり歩いていたので、もう少し早くたどり着けるかもしれません!
岩場で休憩しており、ダラリとした姿がかわいいです!

岩の上で休憩している姿もありました!
海の中では優雅に泳いでいますが、陸の上では全然動かないのでものすごくだらしなく見えてしまいます。
ここには南島のオットセイのコロニーの覇権争いで敗れたオスがやってきているそうです。
機会があればカヤックなどのツアーに参加して泳いでいるオットセイも見ることもオススメします!
赤い岩のマオリ伝説
この赤い岩は200年ほど前に形成されたそうですが、なぜ赤くなったのかマオリの伝説が2つ存在します。
1つ目の伝説では、ポリネシアの航海士クペがあわびを集めているときに貝に手を挟まれ、その時に流れた血によって岩が赤く染まったとされています。
2つ目の伝説では、クペの娘たちが長い航海から戻らないクペが心配になり、岩場に出た際に負った切り傷によって、流れ出た血が岩を赤く染めたとされています。
どちらの伝説も血で岩を赤く染めたなんて、少し怖いですね。
レッドロックスへの行き方
レッドロックスへ行くハイキングコースの入り口には無料の駐車場もあるので、車で行くこともできます。
バスで行く場合は、アイランド・ベイ行きのバスで終点まで行き、海沿いのオフィロ・ベイ・パレードという海沿いの道を2kmほど歩きます。
もしくはハッピー・バレー行きのバスであれば、駐車場のすぐ近くまで行くこともできます。しかし、このバス、土日は夜7時以降は運行していないので、帰宅時に注意が必要です。
まとめ
今回は赤い岩とオットセイのコロニーがあるレッドロックスについて紹介しました。
北島でオットセイが見られるスポットは珍しいので、機会があればぜひ訪れてみください!