NZにある幽霊の噂 2選+おまけ
ニュージーランドでは幽霊の噂を聞いたことがありますか?
今回は私がニュージーランドで人づてに聞いた噂を紹介します。
ニュージーランドでも幽霊の噂はあるの?
日本では数多くの心霊スポットがあり、ネットを調べると多くの体験談がでてきますよね。友達とそういった話をすることもあると思います。
ニュージーランドで生活しているとそういった話題になることはないです。
実際に「そういった噂を知ってる?」と聞いても、「知らない」と答えることがほとんどです。
そんな中でも、一部の人が知っている噂があるのです。
私がニュージーランドで聞いた幽霊の噂は2種類のみ。
また、日本とは少し違った噂話を紹介します。
シビック・シアター(Civic Theatre)
この噂はぼくが語学学校へ通っていた時に元劇団員の先生から聞いた話です。
場所
「シビック・シアター」はオークランドのメインストリート上にある大きな劇場です。
オークランドを訪れたことがある人なら、全員が見たことあるでしょう。
ニュージーランドで最も有名な劇場ではないでしょうか。
今もこの劇場は活動しており、連日多くのお客さんが訪れます。
ここではゴーストツアーも開催されることがあるそうです。
噂
このシビック・シアターでは男性と女性の両方の幽霊の目撃証言があります。
特に有名なのは「フリーダ・スターク」の霊の噂。
夜な夜な「フリーダ・スターク」という女性ダンサーの霊が劇場内を歩き回るそうです。
第二次世界大戦中、フリーダ・スタークは毎晩シビック・シアターのウィンターガーデン・キャバレーやナイトクラブで踊っていたそうです。
羽飾り、Gストリングにゴールドのボディペイントというセクシーな恰好で踊り、「フィーバー・オブ・フリート」と呼ばれていたそうです。
そんな彼女は1999年の3月にレストホームにて亡くなられました。88歳でした。
劇場で亡くなったわけでもないにも関わらず、シビック・シアターでは彼女の幽霊が出るとの噂です。
ちなみに、シビック・シアターで幽霊の検証が行われたことがあるそうです。
その調査結果は下記のリンクより確認できます。
マウント・ヴィクトリア・トンネル
(Mount Victoria Tunnel)
この噂はぼくがホームステイ先の家族から聞いた話です。
場所
ウェリントンにある「マウント・ヴィクトリア・トンネル」はマウント・ヴィクトリアという丘の下を通るトンネルです。
マウント・ヴィクトリアは頂上からウェリントンの街を一望できることもあり、有名な観光スポットです。
さらに、このトンネルは街から空港や居住区へ抜ける道でもあり、特に通勤時には混雑します。
いつも混雑しているこのトンネルですが、車で通る際に少しびっくりする光景を目にします。
ちなみにバスでマウント・ヴィクトリアを通過する場合はバス専用の別のトンネルを通るので、その光景を見ることができません。
噂
ぼくがウェリントンに住み始めて2か月ほど経った時、バイクを購入しました。
いつもはバスで市内にある語学学校までバスで通っていたのですが、この日からはバイクで通学することにしました。
事前に地図でルートを調べて、慣れない土地の運転にドキドキしながら出発しました。
そして、マウント・ヴィクトリア・トンネルを通過しているときにどこからか「ププゥー!!」と突然クラクションの音が聞こえてきてビックリしました。
しかも、何台もの車がクラクションを鳴らしています。危険な運転があった雰囲気でもないのに、なんだろう?と思いながら、何事もなく学校へ向かいました。
学校が終わって帰るときにも同じトンネルを通るとまたしても「ププゥーー!!!」とクラクションが鳴らされてびっくりしました。
不思議に思ってホームステイ先へ帰ってから、お父さんに聞いてみました。
すると、「あのトンネルには幽霊が出るから、トンネルの真ん中で追い払うためにクラクションを鳴らす風習があるんだ。」と教えてくれました。
「本当に幽霊が出るの?」って聞いたら「見た人はいない」とのことでした。
なんでそんな風習ができたのか調べてみたら、そこには実際に起こった悲しい事件がありました。
その事件は1920~30年までさかのぼります。
当時17歳のフィリス・シモンズが殺害され、工事中だったこのトンネルの下に埋められました。その時、彼女は妊娠していたそうです。
犯人はそのトンネルの工事現場で働いていたジョージ・コーツという男性。フィリスとは恋人関係でもあったそうです。
その後、彼はフィリスを殺害した罪で絞首刑となります。
フィリスの遺体は発見されていますが、彼女の霊はトンネルの壁の中に今でも残っていると考えられています。
この噂について調べているときに参考にしたWebサイトで一番わかりやすかったものを下記に載せていますので、よろしければご覧ください(英語)
おまけ:ゴースト・ハウス
ウェリントンから北東へ1時間30分ほど車で行ったところ、マスタートンの南に地元の人から「ゴースト・ハウス」と呼ばれる廃墟があります。
特に幽霊の噂があるわけではないですが、家の見た目からそう呼ばれています。
ゴースト・ハウスは私有地になっており、柵で囲まれています。
その家の前にストーン・ヘッジがあるのですが、そこの管理者に立ち入ることができるか聞いてみると、「OKとは言えない」と回答をいただきました。
「実際に観光客が無断で入っているので、入るなとも言えないけど、入る場合は自己責任で」とのことでした。
まとめ
ニュージーランドに存在する幽霊の噂はいかがでしたでしょうか?
日本に比べると噂はかなり少ないです。恐怖体験も聞いたことがないです。
しかし、ある場所には幽霊の噂があります。
他にも知られていない噂話がいくつかありますので、よければ調査してみてください。
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