室内は全面禁煙!ニュージーランドの喫煙事情
日本とは違ったニュージーランドの喫煙事情を紹介。
日本では喫煙規制が進み、外では一部の喫煙所でのみ喫煙可、室内ではあまり規制が進んでいませんが、分煙を実施しているお店が増えてきていると感じます。
現在、JTによると17.9%の人が喫煙をしているそうです。
一方、ニュージーランドでは日本とは違ったの喫煙事情があります。
ニュージーランドの喫煙率
Smoke Freeによると(2018年のデータ)
ニュージーランド全体の喫煙率は13%(15歳以上が対象)。
人種別に見ると
- マオリ・・・31%
- 南太平洋の人・・・20%
- ヨーロッパ人とその他・・・12%
- アジア人・・・8%
マオリの喫煙率が高いですね。
しかし、全体的に喫煙率は減少傾向にあります。
タバコを吸えない場所
- 飲食店の中(レストランやバーなどを含む)
- 学校や幼稚園の敷地
- 職場(建物内)
基本的に室内での喫煙は禁止です。
ちなみに電子タバコは対象外ですが、雇用主やオーナーが禁止するかを決めることができます。
ニュージーランドの店内では電子タバコを含めて、喫煙している人は見たことがないので、禁煙と考えた方がいいでしょう。
フラットハウスやアパートでも禁煙になっているところが多いです。(むしろ、喫煙可のところを見たことがない)
一方、屋外の喫煙には特にルールが設けられておらず、レストランやバーの屋外のテーブルでは喫煙可能です。
また、道路での歩きたばこも制限されていません。道路沿いに灰皿が設置されていることもよくあります。
(どちらも条例により制限がある場合があります。)
タバコの値段・販売の制限
1パック20本入りのマルボロが約$28(2000円くらい)で販売されています。
タバコに対する税金が高いため、このような値段になっています。
そのため、巻きタバコや電子タバコを愛用する人が多いです。
また、販売に対していくつか法律で定められていることがあります。
- 18歳以上の人にのみ販売可能
- タバコの広告と宣伝を制限
- 1本のタバコ、20本未満のタバコパックの販売を禁止
- タバコのパッケージに健康を害する警告を示した画像の印刷が義務付け
お酒もタバコもニュージーランドでは18歳から可能です。
また、タバコのCMや広告などは見たことがありません。
タバコのパッケージには黒くなった肺や動脈を詰まらせた画像が印刷されています。
正直、結構グロテスクです。
ちなみに、ニュージーランドでタバコの自動販売機は見たことがありません。
※参考にしたサイト(Nau Mai NZ)
まとめ
屋内の禁煙については、全面禁止と考えて問題ありません。その点は日本よりかなり進んでいます。
一方、屋外の禁煙については、制限が特になく、バーなどでも一歩外へ出れば喫煙可能です。
そういった点は日本とは対照的だなと感じました。
また、タバコには高い税金がかけられており、販売にも日本以上に厳しい制限があります。
嫌煙家の私としては、せめて歩きたばこは他者の安全のために、禁止してほしいなと思います。
今回は、ニュージーランドの禁煙事情について紹介いたしました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _”m)
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