ニュージーランドで飲酒運転は合法!?基準値は?
ニュージーランドでは日本と違って飲酒運転をしても大丈夫と聞いたことがありませんか?
僕もワーキングホリデー中には1杯くらいなら飲んで運転しても大丈夫とよく聞きました。
ニュージーランドは日本ほど公共交通機関が発達しておらず、車で移動することもよくあります。
今回はニュージーランドでの飲酒運転について紹介します。
※飲酒運転を推奨しているわけではないので、誤解のないようにご注意ください
日本の法律の場合
まずは日本の法律を見ていきましょう。
呼気(口から吐いた息)1リットルにつき、0.15ミリグラム
もしくは、血液1ミリリットルあたり、0.3ミリグラム
缶ビール1本でも超える値となっています。
20歳未満のアルコール量上限
ニュージーランドでは18歳からお酒を飲むことができます。
しかし、20歳未満で認められているアルコール量の上限はゼロです。
つまり、お酒を飲んで運転した時点で違法となるので気を付けましょう。
20歳以上のアルコール量上限
20歳以上で認められているアルコール量の上限は次の通りです。
呼気(口から吐いた息)1リットルにつき、250マイクログラム
もしくは、血液100ミリリットルあたり、50ミリグラム
と言われても、どのくらいの量かわからないですよね。
実は飲酒運転の基準値が2020年より厳しくなっています。以前までなら2杯くらいまでなら飲んでも大丈夫と言われていました。
しかし、今は缶を1本飲むだけでも上限を超えることがあるとも言われているので、飲んだ場合は、運転しないことが賢明です。
以前ならどのくらいまでなら飲んでも大丈夫という基準をスタンダードドリンクという単位で公開されていたのですが、それも削除されています。
正月などみんなが浮かれているときは検問が多くされます。クライストチャーチで新年のカウントダウンイベントが終わった後に帰る途中で検問に引っ掛かりました。ぼくは飲んでいなかったので問題ありませんでしたが、隣で止められている人もいました。
また、イーストケープへ行く途中のド田舎の町でも検問があり、呼気のチェックをされました。いたるところで検問がされています。
ちなみにニュージーランドの交通事故の原因第1位は飲酒運転です。第2位が速度超過です。
このことを受けてか飲酒運転への取り締まりは厳しくなっています。
飲酒運転をしていると衝突事故に巻き込まれる危険性が高くなるとの研究結果もあるそうなので、くれぐれもご注意ください。
特に夜の田舎道は危険
自分が飲酒運転をしていない場合でも、気を付けて運転する必要があります。
特に夜の田舎道では泥酔した牧場主が運転していることがあるから気を付けるようにと言われたことがあります。
田舎だと警察が通ることもほとんどなく、1杯くらいなら飲んでいいといわれていることも相まって飲みすぎる人もいるのだと思われます。
まとめ
今回はニュージーランドでの飲酒運転について紹介しました。
アルコール量の目安も紹介していますが、あくまでも目安です。
飲酒をした場合は運転しないことをオススメします。
せっかくの旅行が台無しにならないように気を付けて運転してください。